危害性評価は有害性評価と露出評価に分けられ、それぞれの評価を行うことで危害度を算出することができます。
最終的に、リスク比で十分管理されているか確認する必要があります。
有害性評価
人体・環境に対する有害性評価は、化学物質の分類や表示事項を決定し、人体や生態系に悪影響が生じないと予想される化学物質の濃度を導出するための評価です。
予想無影響濃度を導出するには、有害性情報をもとに無影響観察用量などを選定し、不確実性を踏まえた評価係数などを考えて評価を行います。
露出評価
人体・環境への露出評価は、化学物質の用途や下位使用者の用途を確認し、その化学物質がライフサイクルの中で製造・使用される方法や露出を統制したり、下位使用者に統制を勧告する方法の詳細条件を露出シナリオに詳しく記述することを言います。